サイズ 幅(角)直径約35cm(±2cm)×高さ約14cm(±2cm) 重量6kg〜7kg 材 質 琉球ガラス 備 考 ★
排水金具は別売です。
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受注生産品ですので出荷まで実働45日程度かかります。
・全行程手作業にて製造しておりますので、形状、色に若干の個体差があります。
・耐熱ガラスではありませんので熱湯での取り扱いはしないでください。
・排水金具で固定する際は破損しないよう、少しずつ確認しながら固定してください。
・排水口に約2cmの足がありますので、据え付け作業は現物商品を確認の上行ってください。
(寸法図参照) ★
専用排水金具はこちら↓暮らしに溶け込む 琉球ガラスの歴史は比較的浅く、明治時代に長崎や大阪からやってきたガラス職人によって、ランプのホヤや薬瓶などの 生活用品が作られたのが始まりとされています。
戦後は、原料不足のなかでアメリカ軍が持ち込んだ色付きの廃瓶を再利用し、ガラスの器作りを開始。
かつては廃瓶の再利用により不純物が混ざることで生じていた気泡やぽってりとした厚みも、今では『素朴な味わい』 としてデザインに活かされ、こうして沖縄独自のガラス文化が誕生しました。
温度×時間×手仕事 1300℃の溶解釜の中には高温の水あめと化したガラスの素地。
商品のデザインに合わせて、釜ごとに必要な色に分けて用意されています。
まずはそのドロリとした液体を吹き棹の先に巻き取ると、リンと呼ばれる鉄のお椀のような道具に移して形を整え、小さな 下玉を作ります。
次に、この上に別の(商品によっては同じ)色ガラスの素地を巻きつけ、色やバランスを整えた後に吹き棹を回して息を 吹き込み、ガラスを膨らませていきます。
吹き棹の先で少しずつ形になってきたガラスを、1000℃の整形釜で加熱。
息を吹き込み、さらに膨らませていきます。
そしてある程度の大きさになったところで、トング状の洋バシで整形。
ここから釜に入れては熱し、取り出しては口を広げる作業が何度も繰り返されます。
こうして息もつかせぬ工程が続き、ボウル状の形のものが姿を現します。
これをはさみでカットして吹き棹から外せば、 琉球手洗いボウルの完成です。
琉球ガラス 南国の強烈な太陽が育んだ命の色.... 沖縄の自然をそのまま溶け込ませたような鮮やかな色彩が、見る人の心をとらえる琉球ガラス。
職人の一瞬の手作業で生み出されたガラスは、一点一点色やデザインが微妙に異なり、気泡や色のグラデーションなどの 偶然から生まれる美しさはハンドクラフトならではのぬくもりを感じさせます。
そんな琉球ガラスの洗面ボウルは、太陽の光が差し込むとガラスの模様がカウンターに映りこみ幻想的な雰囲気を演出 してくれ、気泡がもたらす手洗いボウルの柔らかな表情は水周りにぬくもりを感じさせてくれるでしょう。